英語学習者のみなさんへ / 各セミナー報告など
よく受ける質問です。
「単語量を増やすには…」
わかります。大変ですよね…
受験も迫れば単語帳を持ち歩いている生徒をよく見るようになりますが、人それぞれに覚え方はあると思います。
機械的に暗記をする人もいれば、使いながら覚える強者もいるでしょう。
その人に合った覚え方をするのが一番ですが、単語の元々の意味を知ると覚えやすいと思います。
例えば、 “television” 「テレビ」ですね。
“tele”は「遠い」、“vis”は「見る」、“ion”は名詞を意味しています。
「遠くから送っている映像を見る」ようなイメージで「テレビ」
繋がりませんか…?
では次
“telephone”「電話」
“tele”=「遠い」、“phone”=「音」
「遠くからでも音で通じる」イメージで「電話」
問題です。
“mega“=「大きい」+ “phone”「音」= “megaphone” = 「 ? 」
“micro“=「小さい」+ “phone”「音」= “microphone”=「 ? 」
わかりましたか?
このように前半部分を「接頭語」、後半の部分を「接尾語」といいます。
単語をイメージで覚えるのに役立つと思います。
小学校・中学校の先生方
先日の英検準1級講座、1級講座のご参加、ありがとうございました。
各回少人数での開催となりましたが、私も貴重な経験ができました。
今回の企画を通して、改めて小中高の先生が交流を持つことの大切さを実感し、次の活動に繋げる気持ちが強くなりました。
小学校では教科として英語が始まり、現場の先生方も困惑しているのではと察します。
そんな中、こちらがお手伝いできることは限られると思いますが、今後は小学校の先生方を対象にしたセミナーも開催し、ご一緒に勉強できればと思っておりますので、その際はお知らせ致します。
まずは今回講座参加者の皆様、お忙しい中ありがとうございました。
参加は見送りとなりましたが、声をかけていただいた先生方、ありがとうございました。
今後もよろしくお願い致します。
「単語のスペルが似ていて覚えられない…」
こんな悩みありませんか?
参考までにおもしろい覚え方の紹介です。
1.desert(砂漠) dessert(デザート)
ややこしいですね…
よくみるとデザートにはsが2つあります。
とっても甘い ( sweet ) ので、デザートにはsが2つもついている!と覚えてみては…
2. adapt(適応する、適応させる) adopt(採用する、養子にする)
これもややこしい…
よく見るとふたつとも “ad”があります。
実はこれは「~の方へ、~の方を」を意味します。
“ad” の後ろ、 “apt”は「適した」という意味。
というところから “ad”(~の方へ)+ “apt”(適した)から「適した状態にする」をイメージして「適応させる」、「適応する」という意味へ。
“opt”は「選ぶ」という意味です。
“ad”(~の方を)+ “opt”(選ぶ)から「~を選ぶ」をイメージして「採用する、養子にする」とつなげてみてはどうでしょう?
切り離して考えてみると連想しやすいかもしれません。
たとえば、 “project”(計画、計画する) “inject” (注射する)
“pro”(前に)+ “ject”(投げる)「みんなの前に投げかける」をイメージして「計画(する)」
“in(中に)+ “ject”(投げる)「投げ入れる」をイメージして「注射する」
まだまだ紹介したいところですが、また後日。
食事をする前のことば、「いただきます」
日常よく使う表現ですが、英語でもこれに似た表現はあるのでしょうか?
ALTの先生によれば、とくに決まった表現はなく、個人や家庭によって異なるとのこと。
一般的には “Let’s eat” だそうですが、
「ごはんをつくってくれてありがとう」という意味の“Thanks for the meal” などもよく使うようです。
これは食べたあとの「ごちそう様」でも使えますね。
“It was delicious” でも感謝が伝わりそうです。
また、宗教によっても違うようです。
ある宗教では食事前に歌を歌い、ある宗教はお祈りをし、またある宗教ではお経を唱えます。
国によって、人によって、宗教などによっていろんな表現があるんですね。
みなさんの学校のALTの先生に聞いて、他にどんな表現があるか聞いてみてください。
給食のときなどに言ってみると、おもしろいかもしれませんね!
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